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354バイパスと赤城山 紙・水彩画

伊勢崎市境支所から西へ行くルートで自宅に向かう途中には国道354バイパス、旧道は例幣使街道とも呼ばれ、古くからある幹線道路でもある。バイパスは東西にある道な為、南北に走る道路とはいたるところで立体交差の傾斜面がみられる。ここもその一つである。緑一色の田園風景の中にはひときわ目立つ真っ白なガードレールが目をひく。自然な風景のなかにはモダンな建物以外にも送電をする為の鉄塔も私達の生活風景の一つとなっていて違和感を感じるどころか、ここの風景には鉄塔があるはずとか思うようになっている現実がある。数年前までは描画力の乏しい言い訳に大自然の風景に邪魔モノだから、描きたくないと考えていたが最近ではありのままを、描きたくなってきた。