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広瀬川にかかる竜宮大橋と赤城山 紙・水彩画

Facebookのグループ「赤城山」メンバーが伊勢崎市西部公園から撮影した画像を投稿されたのを見て、そうだあの場所に今日は行こうと決めつつも、家の中から風の吹く音が聞こえるほど、どうやら今日は風が強い。それでも決心を年の初めから変えたくないと気持ちを引き締めなおして出かけた。車を公園内に駐車してマルティバックを背負い土手方面に歩きだした。実は土手への階段は結構勾配がきつく上りついたら、休む必要もあって、土手に立ってどちらへ歩こうかと、しばし腕組をして考えました。風に向かったほうがいさぎよさそうなので歩きましたが、風は予想以上強く、土手の上では無理なことがオートレース観覧席の裏まで行って気づき、土手から川側へ降りて、竜宮神社の大きめの幹を風よけにして描きました。広瀬川の水辺がすぐそこを流れていて、強い風もなくなったわけでもなく、寒い場所ではあるが日差しがまだあり、素早く描き上げればよさそうだと考え、幅広筆で大胆に始めると、山肌や雲の色が次々変化してゆき、自分の好きな雲の形をとらえ続けることができず、記憶のつながりの雲の形となった。山肌はすかっかりといっていいほどブリリアントピンクに変わっていた。