· 

榛東村からの赤城山 紙・水彩画

榛東村に行って描いて来ようと計画して実行したものの、普段の赤城山とは全く形が異なる。境上渕名から見る赤城山は左側のすそ野が長くその先は前橋のほうに向かっているという光景が瞼に焼き付いている。ところ変わればというのは確かである。しかし、変わらないものは風である。からっ風である。群馬県では当たり前の言葉であるが最近ではできるだけ寒い思いや体が冷えるのを避ける手段を撮りたがるのが現代風なのかもしれない。私も絵を描こうなどと思わなければこのような風と格闘することはなかったと思う。長い時間でなければ体が冷える前までに完成させれば良いわけだ。この方法で真冬はしのぐことにした。