· 

20230118赤堀今井からの赤城山 紙・水彩画

今日は出かけようとしたらとても風が強く躊躇するほどであったが、この風の中で作品を描くことに意味を見出し、始めたことが試されるような気候であった。幅の広い筋雲のような雲が風を生み出しているように見えた。この冬の冷たい風ごと作品にしてみたかった。赤城山の形は私の生まれ育った伊勢崎市境上渕名と同じである。赤城山から線で結ぶとこの場所から延長上に私が住んでいる場所辺りに行くためほぼ形は似ていた。描きなれた山の輪郭でもあった。違いといえば山の下の裾野付近の形状がはっきりわかることであった。境上渕名からはこの辺りは遠くの木立や畑で処理される。その部分はなんとなくそれらしき風景になるわけであるが、今日はすそ野が迫ってくるようであった。