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伊勢崎市西野町からの赤城山 紙・水彩画

我が家は代々、かご職人の家であった。私が引き継ぐと8代目ということになるが、今の時代には不適切と思われる職業となっている。その証拠には後継者がいないことである。昔は籠という入れ物は重宝されてどの家庭にもたくさんあった。大まかな表現をすればプラスチック材料で作る入れ物に置き換わったわけである。それはさておき、ここ西野町は境町から前橋市粕川町や南面道理沿いの竹林の伐採を行い、竹をまっすぐに育ちやすくする作業のために出向く時には必ず通るところである。この道を通過するだけで遠いい記憶がよみがえってくるので不思議です。そしていつも赤城山が見えていた。