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軍配山よりの赤城山 キャンバス・油彩画

以前、水彩画で描いたことがあった。それは冬本番の寒い季節であった。防寒をして、ここへ来たら赤城山は殆ど雲の中に隠れてしまって雄姿どころか形すら見えない有様であった。そこで軍配山西側に石碑のような、数点が目に付いたのでそこを中心に描いて見た。仕上がりを見るとそれは知る人ぞ知るといった円形古墳らしき、小さな丘のような山で、宅地が遠くに見える風景であった。確かに見慣れている方たちにとっては軍配山だということはわかるかもしれませんがこの地域の方でなかったら、説明が必要になることでしょう。描き進むにつれ、前回も同じような感覚がありました。特に今は5月中旬、あの冬の時と違い、のどかな空気が時間を忘れさせてくれていつまでもここにいたくなるような場所であることを再認識できた。麦畑の中でも遠くに見える黄色が多いい物は大麦だそうです。近くのまだ青い部分の方が目立つのが小麦で同じように黄色になるのは6月になると聞かされました。