· 

赤城山白樺の家

赤城山の白樺林の中にその家はある。知人家族が暮らすその家へ向かうその道のりが楽しくて、ここまで来たときにホッとしています。暮らしのためには別なルートもあり、車でも行くことができるが私はあえて草深い山道を選んでいます。その理由はここよりもっと遠くからだと、山の細い道は茂みに覆われ、晴れた日でも薄暗い場所を歩いてきます。やがてその先に、ほんのわずかですが家の壁や周囲の草花が太陽の光により照らされている場所を見付けます。森を抜けた先には楽しいことが待っていると思うと疲れが一瞬に消え、光を追い求めながら歩くことが楽しく毎回、このルートの途中にある白樺や山の木々をスケッチすることも理由になっています。。