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20230902渋川市より日の出の赤城山

2023年9月2日土曜日、午前3:30分起床、朝食のおにぎりを準備して家を4時に出発した。予定通りの時間である。車庫を出るときにパソコン教室の看板を照らすライトと隣のコンビニの明かりだけしかない時間帯である。上武国道をひたすら渋川へ向かった。途中わずかであるが薄明るくなってきた。約1時間の道のりなので半分とちょっと、すると無性におなかがすいてきた。おにぎりは普段の朝食時間に合わせて食べるつもりが番狂わせである。この日のために醤油味付けの焼きおにぎりを持っているということがそうさせるのか、食べたくなってしまった。一緒に水を飲んでゆっくり食べ終えた。こんな早い時間帯に食べることは珍しいことである。予定通りの5時にスケッチポイントに到着できた。すると虫の声が草むらから聞こえたり、ヤッケを羽織りたくなる涼しさを体験した。やはり9月なんだと独り言を思わず言ってしまった。思ってた通り赤城山は幻想的なシルエットをしていて、最初は大きな塊の山に見えた。そのうち地蔵ヶ岳の向こう側から太陽が昇り始め、今まで見えていたアンテナ群は光と一体化して山の形がわかるだけになった。まるで山の向こうに大きな光の玉が落ちているかのように光っている。天使のはしごが逆になったような光の筋が無数にあって、わくわくしながら表現方法を楽しめた。